こんにちは、現役のコミュ障、なおです。
コミュ障の人にとって初対面の相手や、あまり話したことない人との会話は苦痛ですよね
- この沈黙どうしよう…
- どうこの時間を乗り切ろうか
- これ言ったら怒るかな?
- とりあえず何か話さないと!
早くこの時間終われ!!!笑
相手が自分から話してくれるお喋りな人なら良いですが、そうじゃないならかなりキツイですよね。
そこで今回はコミュ障でも初対面の人と理論上無限に話せる方法について紹介していきます。
この記事を読んで根本的なところを理解し、日々の簡単なトレーニングをするだけでできるようになります。
〜この記事はこんな方に向けて〜
- 初対面の人との時間がマジできつい!
- コミュ障を克服していきたい!
- 話が続かなくて困ってる…
目次
結論、連想しながら会話をする
雑談の本などを読むと、雑談で出すネタは
- 天気
- ニュース
- 出身地
- 休日の過ごし方
- 仕事
などなど…書いてあります
じゃあ例えば天気の例でいくと
晴れ→休日→公園→ピクニック→お弁当→料理→家事→家庭的→結婚早そう→子供→世話→長男長女→損をする→我慢→物欲→ブランド物→財布→革→…
もちろんこの通りに相手の答えに対してポンポン話題が飛んで話すのはあり得ませんが、
今出てる話題を元に
「ってことは〇〇なんですか?」とか「なぜ〇〇なんですか?」
と意味のある質問を連想しながら話すと、理論上は無限に話すことができます。
ただ、いきなりコミュ障の人が連想しましょう、といっても無理な話です。
- 気まずいな…
- この時間どうやったら乗り切れるかな…
- とりあえず何か話さないと!
余計なことを考えてしまいます。
なので”連想して話す”の前にに根本的なところについて話します。
まず初めに、会話においてテクニックよりも大事なこと
コミュ障の人は
- この沈黙どうしよう…
- どうこの時間を乗り切ろうか
- これ言ったら怒るかな?
- とりあえず何か話さないと!
こう考えがちだと思います、分かります、私もそうでした。
ってか今も気を抜くとこのようなことを考えてしまいます。
しかし、こんな自分のことばかり考えていたらどんなにテクニックがあったとしても、まともに会話することができません。
そもそも会話とは
- 自分を伝えるため
- 相手を知るため
この2つのために会話をします。
なのに、
- この気まずい雰囲気を…
- この時間をどう乗り切ろう…
会話をする時の心構えが根本的に違うじゃないですか?!
自分が嫌われないようにって、自分のことばかりに意識がいってたら、
余計なこと考えてたら会話なんてできません。
そもそも会話って何のためにするの?
目的を持って会話してる?
3つを意識しながら会話をする
- この人はどんな人なんだろう?
- 自分との共通点はどこだろう?
- 逆に違いはどこだろう?
先ほどの余計なことを考えずに、この3つを考えながら話せばOKです。
考え方としては、
- この人はどんな人なんだろう?
これを会話の目的として、②③はこの目的に向かってる途中でサブとして拾い上げていきます。
特に、器用な人なら3つ考えながら話せるかと思いますが、私みたいな不器用な人はそんな考えながら話すことができません。
なので、とりあえず”①この人はどんな人なんだろう?”と考えながら話すことをお勧めします。
そしてこの”①この人はどんな人なんだろう?”に向かうための会話例を紹介します。
ポイントを意識した時の会話例
なお:今日雨ですね
相手:そうだね
なお:傘持ってきました?(雨といえば傘)
相手:持ってきてないよ
なお:え、濡れちゃうじゃないですか?
相手:まぁそうだけどさ
なお:濡れてもあんまり気にしない派ですか?(①この人はどんな人何だろう?)
相手:そうだね、あんまり気にしないんだよね
なお:傘持つぐらいなら濡れても良い!って感じなんですね?(予想と確認)
相手:まぁそうだねw傘持つのってだるいんだよね
なお:なるほど、確かに手に何か持つのってだるいですよね。(共感)僕も傘とか手に持ちたくない派なので(②自分との共通点)結構そこに拘ってるんですけど。やっぱりバックもリュック派ですか?(手に持ちたくないといえばリュック)
相手:いや、確かにリュックは両手が空くんだけど、リュックは嫌いなんだよね(③逆に自分との違い)トートバックとか手に持つ系が良いんだよね
なお:傘は手に持ちたくないけどカバンならOKなんですねwそこの違いはなんなんですか?w(①この人はどんな人なんだろう?)
こんな感じで進んでいきます。
ここの会話例では
意識として、
- この人はどんな人なんだろう?
- 自分との共通点はどこだろう?
- 逆に違いはどこだろう?
テクニックとして、
- 連想する
これが全部入っています。
相手に興味を持って連鎖的に会話するメリット3つ
相手に興味を持つってすごく大事です。
逆に興味なかったら、話さないほうが良いのではないか?とも思います。
1.会話が終わらない
このテクニックのメリット1つ目は会話が終わらないことです。
いや正確に言うと、連想が続く限り会話が終わらない、ということです。
- 雨といえば傘→傘持ってきました?
- 傘を持たない=手に持ちたくない=リュック?→バックはリュック派ですか?
- 無駄を省く、シンプルが好き=スマホはiphoneですか?iphone〇〇ですか?
- iphoneといえば秋に出る新型→新型に変えるんですか?
- 変える=新しいもの好き?割と流行には敏感なんですか?
- 新しいもの好きといえば最近流行りの〇〇、〇〇はもう試しました?
こんな感じで連想が終わらないと会話が終わりません。
もちろん、これだけで1時間とか会話するのは流石にきついですが。
2.3分とかちょっと雑談するぐらいなら、これだけすれば全く問題ありません。
2.相手は嬉しい、少なくとも嫌ではない
相手からすると
- 何だかよく分からないが
- 自分に対して興味を持ってくれて
- 自分の答えに対して一喜一憂して
- 自分との共通点もある
もちろん、しっかりリアクションをとって、自分との共通点や自己開示をしている前提ですが。
逆の立場になってみましょう…
嬉しくないですか?
自分に興味持ってくれたら嫌な感じしませんよね。
3.後々生きてくる
- この人はどんな人なんだろう?
- 自分との共通点はどこだろう?
- 逆に違いはどこだろう?
この3つを考えながら話しましょう、ということですが。
ここで目的を一つ設定しましょう。
- この人はどんな人なんだろう?
これを会話の目的として、②③はこの目的に向かってる途中でサブとして拾い上げていきます。
ここまで、相手のことを知るように話を進めていきましょう、ということでしたが、
こうやって相手を知るための質問や会話を日々していると、その人のデータが溜まっていきますね。
すると
- 誕生日プレゼントを選ぶとき
- お土産を買うとき
- 何か買い物を頼まれたとき
その人好みのものを選ぶときに威力を発揮します。
例えば相手が先輩だったとして
なお:先輩、僕コンビニ行くんですけどついでに何か買うものありますか?
先輩:おぅ!じゃあなんか適当に炭酸買ってきてもらおうかな!
って言われたとしましょう。
炭酸って…コーラ、ジンジャーエール、スプライト、サイダー、ファンタ…
『いっぱいあるから迷うわ!』ってなりますね。
けど大丈夫です。
この先輩は以前。
先輩:俺は平凡な人生が嫌なんだ、やっぱ刺激のある生活を日々送りたいね!
と話していました。
なのでここでの炭酸の選び方は“このコンビニで一番強い炭酸飲料”を選べばOKです。笑
そして先輩にこう言って渡すのです。
なお:先輩、買ってきましたよ。以前「日々の生活に刺激が欲しい」って言ってたんで、コンビニの店員さんに「この店で一番刺激の強い炭酸はどれですか?」って聞いて買ってきました!
先輩:店員さんに聞いたのは嘘だろwありがとw
どうですか?嫌な感じしませんよね。
『適当にコーラ買ってきました〜』よりもこうやって理由つきで買ってきてくれたら嬉しくないですか?
相手を知るっていうのはすごく大事で、話すことだけ、その場しのぎだけに一生懸命になっていると、いかに相手のことを知らないか。
いざと言うときに痛感します。
この意識とテクニックの注意点
ここまで基本的には
“①この人はどんな人なんだろう?“
相手に興味を持って話しましょう、ということでしたが。
これ、度が過ぎると結構怖い人になってしまいます。
ちょっと考えてみてください、
超食い気味に前のめりで、
『〇〇なんですか?』
『ってことは△△なんですか?』
『ってことは、ってことは、ってことは…』
ちょっと怖いじゃないですか?笑
なので話すときはラフにゆったり話すことを意識してください。
焦って話すと尋問のようになってしまいます。
落ち着いて、そしてラフにいきましょう。
まとめ
会話の目的は3つ
- この人はどんな人なんだろう?
- 自分との共通点はどこだろう?
- 逆に違いはどこだろう?
それを意識した上で“連想”しながら
雨といえば…傘、虹、長靴、雨の日の過ごし方、etc…
会話の中で連想させるには普段から練習が必要
ただ私みたいに不器用な人はごちゃごちゃ考えても逆に分からないので、
この人はどういう人なんだろう? + 連想
この2つだけを覚えて話すだけでだいぶ変わります。
コミュ障にとって初対面の人と2人きりで話すのは、結構きついですよね。
相手が自分から話してくれるようなお喋りな人ならありがたいですが、なかなかそうもいかないもの。
とはいえ、このテクニックは初対面の相手でなくても普段から仲の良い人でも取り入れた方が良いものなので。
当たり前のことを言っているようですが、コミュ障にとってはこの当たり前すらも中々難しかったりしますよね。
これを機に相手を知ったり、自分との共通点を見つけたりと、会話自体を楽しめるようになるためのヒントになってくれたら幸いです。