こんにちは、超絶考えるのが苦手な、なおです。
突然ですが、
- そんなことも考えられないのか?
- 君は成長がないね。
- 自分の意見はないの?ブレブレだね?
そんな風に言われた経験一度はあるのではないでしょうか?
悔しいですが=考える力がないね、ってことです。
自分は考える力がない…
そう悩む人も多いです。
かくゆう私も、昔は今よりも更に物事を考える事ができませんでした。
思った事をすぐに言ってしまうのでたくさんの人を傷つけてきましたし、
「〇〇がいいらしい、やっぱり△△がいいらしい」
たくさんの情報に飲まれ、ブレブレの日々を過ごし時間を無駄にもしてきました。
君は考える力がなさすぎる、このまま行ったら君は大変な事になる
私は昔バーテンダーをやっていたのですが、その時マスターに言われた言葉です。
けどじゃあ考えよう!となったとしても、
- 考えるって何?
- そもそも考え方が分からない…
私が最初にぶち当たった壁はここです。
そこで今回は考え方の基礎や考え方の種類についてまとめました。
目次
考えるための第一歩”なぜ?”
考え方が分かりません、どうしたら良いですか?
よし考えよう!ってなっても当時の私は考え方が分からなかったので、そもそも考える事が始まりませんでした。
するとマスターは、
”なぜ?”これをひたすら考えて過ごしてみなさい
最初にバーのマスターに教わったことです。
よし!じゃあ”なぜ?”って事についてたくさん考えて日々を過ごしてみよう!!!
その教えを元に、仕事が終わり外に出て、まず…
目の前の電信柱を見て、
なぜ電信柱はここに立ってるのか?
ここから考えてみました。
- なぜ電信柱は人が一人通れるぐらいのスペースが外側にあるのだろうか?
- 道の真ん中ではダメなのか?
- なぜ電信柱はコンクリートでできてるのだろう?
- ちょっと上に棒が数本突き出してるのはなぜなのか?
なんでも良いから目の前の物に対して”なぜ?なぜ?”というのをひたすら考えました。
そうすると…
1つ気づいた事がありました。
背景を考える
なぜこの電信柱は、外側に人一人通れるぐらいのスペースが空いているのだろうか?
子供の頃、電信柱の横を駆け抜けた記憶が眩しいですが、その頃には考えた事すらありません。
そう思い外側をよーく見てみると…
…っ!排水溝があるからか!!!
そうです、排水溝があるから一番端っこに電信柱を立てる事ができなかったのです。
しかも、並んでる電信柱を遠目から見てると、斜めになっているのも何本かあります。
端っこに立ててしまうと最悪、建物に接触してしまう恐れもあります。
もしかしたら、最初は排水溝があるからそのすぐ横に立てざるを得なかったのかもしれませんが、
後々斜めになる電信柱も出てきて、「端っこに立てなくて良かった…」なんて安堵している人たちがいたかもしれません。
と、最終的には電信柱を立てる計画を立てたであろう人たちの事まで考えられるようになってます。
背景とは”そうなった理由”です。
”なぜ?”というのを突き詰めて考えると、その対象物の背景まで考えることもできる。
連鎖する
背景の話に戻りまして、
電信柱は、排水溝があるから一番端っこに物理的に立てる事ができなかった
というところまで考えたところで、
「待てよ?じゃあなんで排水溝は端っこにあるんだ?」
別の事に焦点を置いて考えることもできます。
- 真ん中じゃダメなのか?
- もしかしたら工事する時に端っこの方が工事しやすかったのかも?
- 道路をよーく見てみると真ん中が膨らんで、端っこは下がっている…
- それは雨が降った時に端っこに水がいきやすいようにしてるからか?
- では排水溝を道路の真ん中にして、真ん中にいくにつれて下がるような設計にはなぜしなかったのか?
もう考えたらキリがありませんね。
けど、毎日ここまでたくさんの事を考えていたら、嫌でも考える力が身につきます。
それが習慣となり身体に染み付くのです。
連鎖させれば考える事が無限すぎてキリがない
けど、ここまで考える事ができるようになればだいぶ成長してる
逆に考えてみる
ここまでは、なぜ電信柱はそこに立ってるのか?
という点について考えてみましたが、逆に考えてみましょう。
電信柱は立つものだけど、逆に地面に埋まったらダメなの?
住宅が密集するエリアでは、電子柱が家に接触して問題になるところもあれば、震災があるたびに倒れて道路を塞ぎ、緊急車両が入れない…
それでもなぜ地面には埋まっていないのか?
- そもそも地面の下にそんなスペースはない?
- お金がかかる?
- メンテナンスが大変?
”電信柱は立つもの”という常識を覆して考えるという事です。
まぁ当時の私からしたら革新的な考えだったわけなのですが、電信柱が地中に埋まっているエリアもあるみたいですね。
実際はとてつもなくお金がかかるので、全国的に中々普及しないみたいです。
まぁそんな事は置いておいて、物事を逆に考えてみるというのは革新的なアイデアを出すこともできるので。
そもそもなんで〇〇なんだ?
根本的な物を疑ってかかってみましょう。
そもそもなんで〇〇なのか?
根本的な物を疑って考えてみる。
たくさん情報が溢れる時代だからこそ考える力が必要
ここからは少し話が変わりますが、私がたくさん経験してきたことです。
- 〇〇をした方がいい
- 〇〇はダメ!やっぱり△△だ!
- いやいや△△は古い!♢♢だ!
今の時代は情報がたくさん溢れています。
考える力がないと、「え!〇〇が良いの?じゃあやる!!!」
何も考えずに手をつけたもののすぐに飽きて…
”〇〇は時代遅れ今は△△が良い”
「じゃあ〇〇はやめた!△△をやろう!!!」
こんな事の繰り返しで結局自分には何も残らない…
周りに迷惑をかけ自分の時間も無駄になる、その間に周りはどんどん成長している…
情報の取捨選択が超重要になってきます。
考える力がないと、触れた情報をすぐに鵜呑みにして、また別の情報を鵜呑みにして…
超ブレブレになります。
簡単に悪い人に騙されますし、喰い物にされます。
良い事が1つもないのです。
なので、その情報を見て
- 本当にそうなのか?
- なぜそうなのか?
- 他の考えはないか?→他の意見を見る
- じゃあ自分はどう思うのか?
たくさん意見がある中で”自分はどう思うのか?”
その自分の意見は本当に自分の意見なのか?
憧れの人が言ってたからそう言い聞かしてるだけなのか?
一般的に考えてそうだからなのか?
自分の意見に他人は関係ありません、世間一般的とか糞食らえです。
自分が、本当に!本当に!正直な気持ちでどう思うのか???
自分の気持ちに正直になる事も超絶大事になってきます。
そのためには、たくさんの情報に触れてたくさん考える事が必要です。
目の前の電信柱の事を考える事はもちろんの事、ネットニュースやtwitterを見ながら考える事も、考える力を身につけるためにはオススメです。
まとめ
〜今日のまとめ〜
- 目の前の事に対して”なぜ?”を考える
- 背景を考える→そうなった理由
- 逆に考えてみる→根本的に、違う角度から
- ネットニュースやtwitterを見ながら考える事もオススメ
考える力がないと、すぐに流され自分の時間を無駄にします。
悪い人の餌食になり、喰い物にされ、家族や友人、恋人さえも巻き込んでたくさん迷惑をかける恐れもあります。
人間力という観点で考えると”考える力”が原点だと私は考えます。
考えられない人、自分を持っていない人は人間的に魅力がありません。
魅力的な人間になるために、今日もたくさん考えて自分の人間力を磨こうと思います。
考えるキッカケを与えてくれたバーのマスターには感謝です。