こんにちは、現役営業マンのなおです。
営業を始めた頃、
ゴリゴリに空気を読まずに営業する先輩を見て、「ん?」と違和感を感じたり
MLMの勧誘を必死にしている知人とかを見て、「あ〜必死だな〜」
営業をする人に対して、言い方は悪いですが”気持ち悪い”と思った事は1回はあるかと思います。
先日イオンでディズニーの英語システムの営業に捕まりました。
何かに取り憑かれたような営業で、目が怖いし、なんか引いてしまいました。
過去の宗教の激しい勧誘を思い出しました。
そういう人たちを見ると、
「こんな人には絶対になりたくない!」
反面教師で学びにはなるのですが。
自分も他の人から見たらそうなってしまっているかもしれない…
そう思うと不安になります。
その人も自分が知らず知らずのうちになってるのかもしれませんしね。
そこで今回は、気持ち悪いと言われる営業マンの特徴を反面教師にするべくまとめてみました。
そうならないためには逆を行く必要があるのです。
目次
気持ち悪い営業マンの特徴6個
まずはどんな営業マンが気持ち悪いと思われるか?
ここをしっかり把握していないと知らず知らずのうちに染まってしまいます。
気持ち悪い営業マンの特徴①”頭の中は売る事でいっぱい”
営業をやってると数字で頭がいっぱいになってしまいますよね。
理由としては、
- 上から詰められたり
- 歩合制だったり
- 周りの環境だったり
しょうがないと言えばしょうがないのです。
特に、初めての就職先がゴリゴリの営業会社だと、数字しか見えなくなってしまい、本当に大事な物を知らないまま育ってしまうことも多いです。
そして、まず気持ち悪い営業マンになるための第一歩だと言っても過言ではありません。
数字に追われると冷静さを欠いてしまうのです。
気持ち悪い営業マンの特徴②”営業マン都合”
数字に追われて冷静さを欠いてしまうと、どんな理由も正当化させて全て自分都合で考えるようになってしまいます。
例えば、粗悪な商品を売っているとしましょう。
本当にポンコツで、冷静に考えると買う人が可哀想なぐらいです。
しかし、営業マンは売りたい。
商品はポンコツでも売るとインセンティブが高いのです。
そうすると、
確かにこの商品はポンコツかもしれない。
しかし、この商品をお客さんが今買わないと、後にもっと粗悪な商品を購入することになるかもしれない。
そうならないためにも、今目の前のお客様に何としてでもこの商品を売らないといけないのだ。
ちなみにこれは某営業の本に書いてあった事です。
確かにその気持ちも分からなくもないのですが。
だったらそんな会社潰れた方が良いです。笑
この考えがまかり通るなら詐欺だって立派な商売になります。
今のうちに詐欺に引っかかれば、その人の勉強になって後々詐欺に引っかからなくなるかもしれない…と。
確かにその通りかもしれませんが、それで堂々と詐欺をするのは…少々ズレてますよね。
営業を長くやっていると自分都合になりがちです。
本来その商品はお客さんのために生まれた物です。
一旦冷静に考えて、
良い物は良い、悪いものは悪い。
ここをしっかり把握した上で営業をするよう心掛ける必要があります。
良いものを必要とされてる人に売りましょう
ということです。
自分が売るものに本当に納得いかないのであれば転職するのは全然ありです。
選ばなければ、営業ならどこも簡単に雇ってくれますよ。
学歴とかは関係ありません。
気持ち悪い営業マンの特徴③”押し売りが正義だと思ってる”
さすがに大袈裟と思うかもしれませんが、中には本当にそう思ってる営業マンがいます。
この商品を買うことが最高の幸せ
ちょっと怖いですよね、洗脳と言いますか…
明らかに一線を超えてます。
これも完全に自分都合です。
自分の都合の良いように考えた結果、押し売りが正義だという結論に至っています。
前の営業会社で、過去に訪問販売をしていた先輩いました。
その商品を買うことが最高の幸せだと思ってたから、ドアに足を挟んで逃げられないようして押し売りしてたんだけど。今考えるとやばいよね。笑
先輩それはやばいっす。笑
先輩はそれに気づいて今はカッコいい営業マンとして活躍中ですが、これに気づかないまま痛い人になってしまった人もたくさんいます。
冒頭でも述べた、私がこの前イオンで出会った営業です。
目が完全にイっちゃってるし、それならもっと良い方法あるでしょ…
なぜディズニーの英語システム…
気持ち悪い営業マンの特徴⓸”空気が読めない”
これはその人の元々の性格にもよりますが、とてつもない成績を出す人の中にはとんでもなくKYの人がいます。
確かに営業をする上で多少のKYになる必要はあります。
周りの目なんか気にしてたら営業なんてできませんから。
けど、幾ら何でも度が過ぎてる人がいます。
お客さんが嫌がってても無視して営業をする
このタイプの人は理屈で営業をする人に多いです。
まずは自分の理想とする営業マンの像を思い浮かべてみましょう。
もしもゴリゴリの営業をかけられて、自分が嫌がってたら…?
確かにちょっと微妙だと思いますよね、すみません。
何か気になる事とかありますか?
落ち着いた雰囲気で共感してくれると、自分都合で勝手に話されるよりは心を許そうと思いませんか?
空気の読めない人は、お客さんの都合や気持ちなんておかまいなしに営業をかけます、マシンガントークする人が多いです。
けど理屈が通ってるから反論はできない。
徐々に誘導されて最終的には契約せざるを得ない。
そんな営業したいですか?
嫌ですよね〜
どんなに営業経験が長くてもお客さんに寄り添う気持ちだけは忘れないようにしましょうね。
気持ちの悪い営業マンの特徴⓹”お客さんの気持ちが分からない”
これも自分都合で考えすぎた末路ですね。
お客さんの気持ちを、自分の都合の良いようにわかったつもりでいる
もしくは、
完全にお客さんの気持ちを無視し続けている
大抵この2つです。
確かに経験が長くなれば、
〇〇と言ったらお客さんは△△と思う
っていうのは分かるようになるのですが。
人それぞれ考え方、感じ方は違います。
だいたい一緒ですが、経験が長いからと言って決めつけるのは良くないという事です。
必ずしもそうとは限りません。
お客さんの気持ちを無視し続けるのは…論外ですね。
ある程度人の気持ちが分からないと…自分の周りには誰もいなくなります。
そんな孤独で誰からも好かれないような人になりたいですかね?
気持ちの悪い営業マン?の特徴⑥”雰囲気”
これは…完全に人によりますし偏見も入ります。
先ほどの物とは少々違った部類になります。
営業マン嫌いの人の中には
- 紺色のスーツ
- 短髪
- 無駄に明るい
- 意識高い系
絵に描いたような、”THE 営業マン”みたいな人を嫌う人もいます。
しかしここはどちらを取るかで判断して良いと思います。
”THE 営業マン”が好きな人もいますし、”っぽくない営業マン”が好きな人もいます。
ちなみに私は、”THE 営業マン”は目指していません。
どちらかと言えば
「君って営業っぽくないよね?」
そんな営業マンを目指しています。
いや、そもそも営業マンって言葉が嫌いなのです。笑
気持ち悪い営業マンにならないための対策
一番手っ取り早いのは、
自分の理想とする営業マンの像を思い浮かべ、ブレずにそこを目指す
時に柔軟に行く事は大事ですが、本当に曲げられない部分を大切にするという事です。
ここを貫くのであればどんなに気持ち悪いと思われてもそこはあまり気にする事はありません。
例えば、理想とする営業マンはどんな像なのでしょうか?
〜理想の例〜
- 演技せずに自然体で?
- 嘘をつかない?
- お客さんに合わないと思ったらあえて売らない?
- 会社のためにゴリゴリの営業?
- 会社よりもお客さんのために?
- 営業マンっぽくない?
- 紺色のスーツの爽やか営業マン?
- また会いたいと思ってもらえる?
- プライベートでも付き合いたい?
- 休日は全身GUCCI?
- タワーマンションに住んでいる?
- 車はベンツのオープンカー?
ここは人によって変わるかと思います、ちなみに上記は私の理想ではありませんよ。
全身GUCCIはちょっと…笑
一回経験してみたいですけどね。笑
ただ、自分の信念に沿って行動すると、時にそれは周りとは逆に行くことになるかもしれません。
例えば私の場合ですと、よく先輩に
「なお君はプライドが高いんだよね、もっと考えずにとりあえずやってみたら良いのに!」
まぁ確かにその通りです。
けど何も考えずにただやってたら染まってしまいます。
私のためを思って言ってくれる先輩には感謝ですが。
自分の曲げられない信念を持って、それに向かって進むだけです。
成績や評価なんて関係ありません。
そして時に自分を客観視して「果たして自分は理想の営業マンに近づいているのだろうか?」
と考える必要もあります。
もしかしたらあなたのタイプ的に理想とはズレていて、あなたオリジナルの営業マンに仕上がっているかもしれないので。
極端に言うと、
非の打ち所がない営業マンが理想だけど、実はちょっとポンコツなところが売りだったり。
そこはその都度修正したり、時に自然体で身を任せたりと。
試行錯誤する必要はありますね。
自分はどんな営業マンになりたいか?
そしてどんな人間、最終的にはどんな爺ちゃん婆ちゃんにになりたいか?
気持ち悪いと思う営業マンも、たくさん悩んで今に至ってるのかもしれない
自分の理想とかけ離れた営業マンを見て、
こんな営業マンには絶対になりたくない、反面教師として学ばさせてもらおう
そう思う事はもちろん大事なのですが。
その目の前の営業マンも、色々な苦悩があり今に至ってるのかもしれません。
もしかしたら営業を始めた頃に、自分の思い描く営業とのギャップに戸惑い、営業ということについてたくさん考えてきたのかもしれません。
たくさん苦しい経験をしてきたのかもしれません。
そしてその経験が少しずれてしまい今に至ってるのかもしれないのです。
営業マンだけではありません。
本当にしょうもない犯罪を犯すような人や、自分が見下してしまうような人もそうですよ?
まぁ、だからと言って特に何もないのですが。
どんな人にも背景があるという事です。
ぱっと見でその人の事を判断するのは少々早いですよ?
- なぜなのか?
- そうなった経緯は何か?
- どんな背景があるのか?
全ての人の背景を考えてやる事はないのですが、最低限考えられないと人としての成長は止まってしまいます。
大体の人はできてると思いますが、過去の私はここが考えられず今よりも遥かにクズ人間だったのです。
ちなみにこれは昔働いていたバーのマスターに教えてもらった事です。
髭面のオールバックマスター…
最高っす!!笑
まとめ
〜今日のまとめ〜
- 人の悪いところが見えたらそこは反面教師として学ばさせてもらう
- 自分の理想とする営業マンの像を明確にする
- 自分はどう写っているのか?客観的に考えて理想と擦り合わせたり試行錯誤する
自分の信念がブレブレで周りに流されてしまうと。
環境によっては周りから気持ち悪い営業マンと思われるようになるかもしれませんね。
なので、自分の信念を持って営業、いや人生を歩んで行きましょう!
書いてて私も人の事は強く言えません、お互い頑張っていきましょう!!!