こんにちは、なんだかんだ接客業をやって10年目を迎えた、なおです。
私は元々超コミュ障でしたが、16歳から接客を始めて、一応どこに行っても接客だけは自信持ってできるようになりました。
もちろん私もまだまだで、良い接客ができない事もあります。
ただ周りを見ると、なんでこんなにもスタッフによってお客さんの反応が違うんだろう?
そんな事を最近考えてました。
相性もありますが、小さな積み重ねでお客さんの反応が変わってきます。
そこで今回は、どうやったら感じの良い印象に残る接客ができるか?
というテーマで紹介していきます。
〜この記事にはこんな方に向けて〜
- 感じの良い接客をしたい人
- お客さんに好印象を与えたい人
目次
感じの良い接客とは?
あ、なんかこの人良いな
なんとな〜くそんな風に思ってくれる接客です。
明るく楽しく接する
怖い顔して接客されるのと、なんだか楽しそうに接客されるの、どちらの方が良いですかね?
もちろん後者ですよね。
ポイントは笑顔はもちろん、楽しく接客する事です。
楽しくないのに笑顔を無理やり作ろうと思っても、作り笑いだったり、ぎこちなくなってしまいます。
嫌々やってると頑張ってもそれは表に出てしまいます。
しかし、楽しそうに、いや楽しく接客すると自然と笑顔になれるものです。
仕事とお客さんを好きになる
楽しく接客するには、仕事とお客さんを好きになる事が大事な鍵となります。
私はこの仕事が好きですし、あなたと関われて最高です!
みたいなスタンスです。
自分がお客さんだったらそういう人に接客してもらいたいじゃないですか?
逆にこの仕事は大嫌いで人も嫌いです、みたいな人だったら嫌じゃないですか?
お客さんに興味を持つときは、
- この人はどんな人なんだろう?
- どんな考えを持って?
- 何が好きなんだろう?
お客さんに対して興味を持つんです。
- 目についた物を褒める、話に触れる
- お客さんの考えを尊重する
- 自分になくてこの人にあるのは何か?
相手が年上だったら、職種にもよりますが、尊敬できる仲の良い先輩みたいな感じでも良いかもしれませんね。
これ不思議なんですけど、初対面の相手を、仲の良い先輩みたいな感じで親しみを込めて接すると緊張もしなくなります。
しかも仲の良い先輩なので好きなんですね。
なんかやたらと楽しくなってきて相手も『こいつ悪いヤツじゃないなぁ』と思ってくれてるのがヒシヒシと伝わります。
どんな人でも自分を慕ってくれたら嬉しいじゃないですか?
不機嫌そうだったり、口数が少なくムスッとしたお客さんでも、楽しくお客さんに興味を持って接していると自然に笑顔になってくれたりします。
そういう人ほど嬉しいですよね。
『よっしゃ笑顔になってくれた!』
みたいな。
仕事とお客さんを好きになる
逆に今の仕事が嫌いで人も嫌いなら本当に良い接客はできない
相手が年上の場合は、仲の良い先輩と話すように、最低限のマナーは抑えつつ尊敬と親しみを込めて接すると上手くいくことが多い
印象に残る接客とは?
印象に残ってくれたら嬉しいですよね。
あの人良い人だったなぁ〜
あの人で良かった!
またあの人宛に来よう!
お客さんの知らない事を1つ教える
単純に知らない事を教えてくれたら
へぇ〜そうなんだ!ありがたい!
って思いますよね。
お得な情報や豆知識、意外とみんな知らない裏技的なことなど。
私は今携帯ショップで働いていますので例を挙げると
- ポイントはこんな風に使う事ができるんですよ〜
- たまに再起動してあげると携帯が軽くなるんですよ〜
- siriって使う人少ないんですけど『〇〇開いて!』って言うと簡単にアプリを開けるんですよ〜
みたいな感じです。
へぇ〜知らなかった!って言ってもらえることが多いです。
自分にとって必要な情報なら覚えるじゃないですか、そしてそれを教えてくれた人も覚えてくれたりします。
お客さんに取って必要な情報を教えてくれた人として覚えてもらえるんです。
もちろん全員に覚えられることはないが基本『良い人』が自分の事を覚えてくれている
自分はお客さんのために何ができたか?
お客さんのためにできることは、必要な情報を教えるだけではありません。
- 寄り添う事ができたか?
- 問題、不安を解決する事ができたか?
- 楽しませる事ができたか?
- 励ます事ができたか?
- 必要な情報を的確に教える事ができたか?
私はいつもこの人は何を求めているのかな?と考えています。
そしてそれは必ずしも特別なことではないかもしれません。
みんな良い印象を持たせようと考えますが、意外とお客さんはそこまで求めてなかったりもします。
とりあえず早く帰りたい人もいますし、なるべく喋りたくない人もいます。
なので終わったらお客さんは何を求めていたのか?そして自分はそれに答える事ができたのだろうか?
いつも小さく振り返りをしています。
お客さんの事を本気で考えると、その分覚えてくれる
最後はきちんと挨拶する 〜終わり良ければすべて良し〜
お客さんに不快な思いをさせてしまったり、問題や不安を解決できない時、どうしてもあります。
けどそんな時、最後ぐらいしっかりと挨拶すると印象は変わるものです。
〇〇だったけど良い人じゃん!
とお客さんの心の中にのこります。
逆に良い感じの接客ができても最後の挨拶が適当だとそれまでの積み重ねが全て水の泡です。
それぐらい最後の挨拶は重要です。
むしろ最初は、最後の挨拶だけ徹底してやるぐらいでも良いかもしれません。
我々の評価というのはお客さんからすると些細なことで変わります。
良い感じの接客ができたとしても少しの油断で信用を失ってしまうこともあります。
第一印象や途中経過ももちろん大事なのですが、評価はコロコロ変わって上書きされていきます。
なので、上書きされることのない
最後の印象が一番大事なのです。
接客をやってる人、きちんと『ありがとうございます』言えてますか?
お辞儀は綺麗ですか?
目を合わせていますか?
忙しくて中々できないかもしれませんね。
けど、時間がなければメールでも良いかもしれませんよ?
自分が今できる最高の最後の挨拶とは何か?
別れ際に拘ってみてはいかがでしょうか?
まずやるべきは最後の印象を良くすること
まとめ
〜今日のまとめ〜
●感じの良い接客をするなら
- 明るく楽しく
- そのためには、仕事とお客さんを好きになる
●印象に残すためには
- お客さんの知らなかった事を1つ教える
- 自分はお客さんのために何かできたか?を考える
- 最後はきちんと挨拶する
ただ色々言っても最初は難しいと思います。
もし私が接客初心者で何から手をつけたら良いか分からない状態なら、
最初のやるべきは
- 仕事とお客さんを好きになる
- 最後にきちんと挨拶する
この2つをやるだけでもかなり好印象な接客をすることができます。