QUESTの法則とは文章で物を売る際に欠かせない、コピーライティングのテクニックです。
ライターやアフィリエイター、営業マンであれば聞いたことぐらいはあるのではないでしょうか?
今回は「QUESTの法則」を私の勉強がてら紹介させていただきます。
私も現役の営業マンなので!
目次
QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)を使う事で、契約や注文が取れるようになる?!
QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)とは?5つの要素とは?
QUESTの法則とは、
- Qualify(約束、絞り込み)
- Understand(共感、理解する)
- Educate(教育、啓発、解決法を伝える)
- Stimulate(刺激、興奮させる)
- Transition(変化、行動させる)
この5つの頭文字を取って、「QUESTの法則」と言います。
アフィリエイトなどのセールスレターでよく使われるノウハウです。
Q:qualify(絞り込む)
まず「Q」の部分では、商材を売る相手を絞り込みます。
ここの入り口がものすごく大事です。ターゲットが絞りこめていないと何をしても売れません。
何事もそうなのですが、世の中の人全員に響くコピーライティングはほぼ不可能です。
可能であっても内容の薄い物になってしまいます。
ですので、
例
- 体は細いけど顔にお肉が付きやすい27歳独身女性
- 彼氏なし、周りは結婚ラッシュでちょっと焦り気味
- 毎日激務に終われ、中々自分と向き合う時間が無い
- 平日の楽しむは撮り溜めたドラマを見ながらゴロゴロする事
これは絞りすぎじゃない?と思うかもしれませんが、これぐらい絞ってokです。
その人に向けて文章を書きます。
読んでいる人に
「これはまさに自分の事だ!!!」
と思わせるような文章から入ります。
他人事なら離脱するかもしれませんし、自分事なら興味があるので読み進みますよね?
そして、限りなく絞りこむ事により、リアル感が増し関係ない人にも響くようになるのです。
過去の自分、友達、恋人など。実在の人をターゲットにするのがコツです。
※ちょっと考えて見てください。
世の中に溢れている恋愛ソングは自分の過去の恋愛を元に歌詞を書き上げているものが多いとは思いませんか?
「全部は当てはまらないけど、ここの歌詞が共感できる!」
そんな歌も多いのではないでしょうか?
これはまさにターゲットを徹底的に絞り込んでいるからこそ、最終的にはたくさんの人に受ける曲が出来上がるのです。
U:understand(共感する)
話はそれましたが、
「確かにそうなんだよね!」
読み手にそう思ってもらえたら次は「共感」します。
「私もかつてそうだったし、そう言う人も多いんですよね」
「私も顔にお肉が付きやすいんですよ、身体は痩せてるのに!」
「忙しくて化粧水やるのも面倒臭いですよね?」
共感する事によって
- 「この人私のこと分かってくれる!」感が出る
- 問題を認識させる事ができる
- 問題を解決したいと思わせる
信頼感が増すのです。
「そうそう!そうなんだよね!何とかできないものかね?!」
そう思ってくれたら最高です。
E:educate(啓発する)
「educate」は「教育する」と言う意味でもあります。
極端に言うと、読者はその悩みを解決する術を知りません。
なので、どうしたらその悩みを解決することができるか?というのを商品の紹介と共にお伝えします。
ここでは、
- 商品紹介
- データなどを提示して信頼性を高める
- 「でも〜」など、言い訳(アウト)を全部潰す
ちなみにこのパートではまだクロージングはかけません。
あくまで「こんな良いものがあるんですよ〜」と紹介するのです。
S:stimulate(興奮させる)
「Q.U.E」が終わったら、セールスに入ります。
「えー欲しい!!!」
そう思わせるパートです。
この商品を使うことによって、〇〇な未来が待ってますよ。と
この商品を使わないと味わうデメリットも提示することが大切です。
「こんな未来が良いな」
「あ、このままじゃやばい…」
読者の心を揺さぶるのがここでの目的です。
T:transition(変化させる)
最後に、ただの読者からお客さん、顧客へと変化させます。
明るい未来に行くべく、今の状況を打破するべく
どうするべきなのか?
最後のひと押しとして、キャンペーンや期間限定など。
希少性を加えることも重要です。
QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)の具体例
QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)の基本テンプレート、実践でセールスレターを書く!
QUESTの法則(QUESTフォーミュラ)とPASONAの法則(新PASONAの法則)との簡単な使いわけと違い。
QUESTの法則は、お客さんの悩み、欲求度合いが高めの場合に有効です。
例
小顔ローラーの場合:そういえば顔にお肉が付きやすいな
PASONAの法則は、お客さんの悩み、欲求度合いが低めの場合に有効です。
例
小顔ローラーの場合:好きな人ができた!何とか顔のお肉を削がなければ!
QUESTの法則は、お客さんの悩み、欲求度合いが高めの場合に有効です。
初心者こそQUESTの法則(QUESTフォーミュラ)を使ってみるべし!
慣れてきたら型を破って色々試すべし!〜法則は絶対守らなければならない規則ではない〜
QUESTの法則に似た「PASONAの法則」というのもある