こんにちは、なめられがちな、なおです。
今の職場に入って半年がすぎ、やたらと私の事をなめてかかってくる人がいるので最近悩んでいます。
ある程度なめられないようにする術は身につけたつもりなのですが、気を抜くとダメですね。
昔から私は人からなめられやすいです。
小中はいじめられっ子で、いじめられないように人の顔色や機嫌を取って生活するのに慣れてしまい。
争いが嫌いなのも要因の1つかもしれません。
そこで今回は、自分のため、そして同じような悩みを持っている人に向けて、
なめられる人の特徴や原因
改善策についてまとめてみました。
〜この記事はこんな方に向けて〜
- 昔から人からなめられがちな人
- なめられないように、良好な人間関係を築きたい人
目次
なめられる人の特徴 〜3つ以上当てはまったらなめられがち?〜
- 愛想笑いをしてしまう
- つい謝りがち
- 争い事が嫌い
- 自分の意見を言わない
- 単純に優しい
- まず考えてから行動する
- 不器用
3つ以上当てはまったら、人からなめられやすいです。
ちなみに私は全部当てはまっています。笑
なぜなめられるのか?原因&特徴
なめられる理由としては主に3つが考えられます。
原因その1 〜愛想笑いをしてしまう〜
なめられてしまう人って不器用で自己表現が苦手なんじゃないかなぁと、私の経験上思います。
どうですかね?当てはまってるのではないでしょうか?
自己表現が苦手だからとりあえず笑っておこう…
そんな風に思ってなくても本能的に感じて、嘘の笑顔を作ってしまうのです。
なぜなら笑顔が万能だと、笑顔でいることで辛いことや困難を乗り切った経験が何回もあるからです。
その経験を元に笑顔は最も簡単に人と友好な関係を築くことができる手段なのだと。
しかし、現実はそうもいかず…
確かに短時間で一度きりの人なら愛想笑いで乗り切れることでしょう。
ただ職場のような長い付き合いになるのであれば、愛想笑いは逆効果でしかありません。
愛想笑い=嘘の笑いです。
そして嘘の笑いをしていると
この人は何が面白くて何がつまらないのか?
相手からすると分からなくなります、いやむしろこの人感情が薄いから何しても良いのではないか?
そんな風に相手は感じてしまいます。
だからなめられるし、イジメの対象にもなってしまいます。
けどそこは笑顔で何とか乗り切ろうと…
もう悪循環です。
基本的に愛想笑いは良いことがありません。
一度きりの人と友好な関係を築く時なら使えますが、それも個人的にはあまりオススメできません。
原因その2 〜つい謝りがち〜
何かあるたびに「すみません…」
つい言っちゃいますよね、私も意識しないとすぐに口に出てしまいます。
相手からすると謝られてばかりだと、3つの感情が本能的に沸き起こります。
- こいつは反論してこないなぁ
- 私は偉いのかもしれない
- こいつは悪いことをしたのだから何をしても良い
これを元に相手は付け上がってきて、あなたを”なめる”という言動に繋がるのです。
だいたいなめてくる人は自分が相手をなめてる事すら気づいてないことが多いですね。
謝るという行為は悪いことではありませんが、謝られた側はやりたい放題です。
なめてかかって来る人は人間関係を勝ち負けで判断しがちです。
- 謝ってきた=相手は弱い
- 謝る=ある程度何をしてもok
相手は弱い+何をしてもok+自分はストレスが溜まっている
=よし、ストレス発散の道具にしよう
本能的にこんな式が出来上がって調子に乗ってくるのです。
なめてくる人の頭の中をこうやって文字や式で書いてみると本当ふざけてますよね…
原因その3 〜自分の意見を言わない〜
なめられる人って、”優しい&争いが嫌い”なのでしょう。
相手を尊重したいし、意見を言って争いになるのが嫌だから、基本的に相手の意見を肯定しますよね。
肯定する事自体は悪い事じゃないんですけど、肯定だけしてると、
- こいつは私の言うこと聞いてくれるなぁ
- こいつには自分の考えがないのか
- いや考えどころか感情もないのかもしれない
→こいつは意思を持った人間じゃない、だから何してもok
しかも、何言っても肯定してくるから全部自分の思い通りにできる
意地悪な人ならもっと辛い目に合わせて、辛い姿を見てみたいとすら思う人もいます。
実際私は中学の頃めちゃくちゃにイジメられていましたが、
お前の苦しんでる姿を見るのが最高に幸せだよ
なんて言われました。
あの頃は泣きながら笑う事しかできませんでした。
解決策
簡潔に言うと、自分の意見を持って相手にしっかり伝える
たったこれだけです。
でも、これが難しいんですよね〜
解決策1 ギャップを作る 〜愛想笑いだけで終わらせない〜
愛想笑いについては、こちらの記事でもまとめてますので、詳しくはこちらをみてみてください。
愛想笑いをする人って、愛想笑いがパターン化してしまってるんですよね。
そして愛想笑いなので、本当に自分が面白いと思って笑っていない=それが続くと自分は何が面白くて何がつまらないか?感情が鈍くなる。
極端に言うと、「そうするとこいつには感情がないから何しても良いんだ」
そんな風に思われて付け上がって来る人が多いです。
なので愛想笑いは基本的に良い事がないです。
一番は愛想笑いをやめることです。
けど、一度癖づいてしまった愛想笑いをいきなりやめるのも難しいですよね。
もちろんそこをゴールとして目指すべきなのですが、
1つ提案としては、愛想笑いの中に”真顔を”入れることです。
普段ヘラヘラしてる人が真顔になったらちょっと怖くないですか?
逆にいつも怒ってる人が笑ったら、その一回の笑顔は特別に感じますよね?
ギャップを作るというのは結構大事で、しかもそれが相手が予期しないところで出せたら最高です。
- こいつ裏に何か秘めてるな…
- 考えの全容が把握できないな…
ずっと愛想笑いで単純だから相手は、コントロールできると思ってなめてきます。
なので、相手の思い通りにならないように、単純にならないように。
意表をついて真顔を作って見ることをオススメします。
自分がイラっとした場面、意見を言いたいけど言えない時、自分が相手に反論したい、けどできない。
そんな時にはまずは顔だけで良いので”真顔”を作ってみてください。
相手が単純だったら、それだけでなめられ度は少し下がります。
解決策2 〜自分の意見を言う〜
思い切って自分の意見を言うのはかなり根本的な解決策です。
けど、今までまともに自分の意見を言えなかった人がいきなり自分の意見を言えと言われても…
そう簡単にはできませんよね?
〇〇さんはそう思うんですね、ちなみに私は△△と思うのです〇〇さんはどう考えますか?
ちなみにこの言い方結構オススメです。
ついつい自分の意見を言うとなると
「私は△△だと思います!」
と良いがちですよね。
けどこの言い方だと、
「あなたは間違っている!私はこう思うんだ!」
というニュアンスになり、戦いになってしまいます。
なので、相手の意見を尊重しつつ自分の意見を言う。
もう一度
〇〇さんはそう思うんですね、ちなみに私は△△と思うのですが〇〇さんはどう考えますか?
このように言ってみましょう。
けど、初めて自分の意見を言うと人によっては
「は?△△のくせに何意見言ってんの?」
と思う人もいます。
しかしここは、そもそも前提が違います、相手は勘違いしてます。
自分の意見を言うのは当たり前です、言って良いんです。
意見を言ってはいけないなんて誰が決めたんだ?と。
相手が勘違いしてるだけなので、もしそう思われたり、言われたりしても臆せず開き直りましょう。
私は意見を言ってはいけないと言うことでしょうか?
〇〇もできねぇくせに一丁前に意見言ってんじゃねぇ、お前はそういう立場じゃねえんだよ。
もしこういう事をいう人がいれば、その人からは離れた方が良いでしょう。無理なら環境を変えるべきです。
ヤバすぎます、簡単に鬱病になれますよ?
相手をメンターとして接する 〜相手が先輩の場合〜
どんなにやばい人でも人間1つぐらい良いところはあると思います。
相手が年上、先輩の場合なら、
私はあなたを尊敬しています!
という態度で接するのも効果的です。
慕われて嫌な気持ちになる人はほぼいません。
何か相談をしてアドバイスをもらいそれを実践して結果を出す。
〇〇さんの言う通りやったら△△できましたよ!ありがとうございます!!
自分が逆の立場なら可愛いですよね、ちょっと大事にしたいと思いますよね?
どうでも良いと思われるから、なめてかかって半分イジメのような状態になってしまいます。
なので、相手にとって特別な存在になるというのも1つの手です。
ただこれも一点注意が必要で、自分の意思も持たずヘラヘラしてるとそこにつけ込まれてしまいます。
なので、自分の意思を持って意見を言い、尚且つメンターとして慕う。
いずれにしても自分の意思をアピールするというのは大切な事なのです。
相手を助ける 〜借りを作る〜
自分が本当に困っている時に助けられたらどう思いますか?
- どうしても仕事が終わらない時に手伝ってくれたり
- 一人で抱え込んで困っている時に相談に乗ってくれたり
嬉しいですよね、感謝です。
これと同じことを相手にするのも効果的です。
相手が何に困っているか?何か手伝ったり手助けできないか?
いつもなめてかかってくる人を助けると、流石に相手も感謝が生まれます。
あ〜こいつ私のためにやってくれたんだ、優しいじゃん、感情あるじゃん。
自分は普段何かしてあげられてるかな?
ん?むしろいつもキツく当たってしまって辛い思いをさせてるのではないか?
少し反省しよう…
こんな風に思ってくれたら良いですよね。
相手を思いやって行動する
これも立派な自分の意思の伝え方です。
「あなたが困ってるなら、自分に何かお手伝いできることがあればやります!」と。
優しくされて、助けてくれた相手になめてかかったり、イジメたりする気にはなかなかなれません。
大体の人は日々の言動を振り返し反省するでしょう。
ただ一点注意がありまして、人によっては
私が困ってる時はこいつを使って何とかしよう、こいつはあくまで私の道具だから
こんな風に思う人がいたら、もうその人を助けたり良くする必要はありません。
いや、むしろ関わっちゃダメです。
人生をめちゃくちゃにされる可能性があります。
人の善意を自分の私利私欲のために利用する。
人として最悪です。
悪の塊なので、今すぐ逃げましょう。
一度舐められると結構厄介 〜同期の場合は特に〜
ただ私の経験上、一度舐められた相手と対等になるのは人によっては至難の技だと感じます。
- 〇〇のくせに
- 〇〇なんかに
本当ふざけてますよね。
以前、私の事をいじめていた中学の同級生とすれ違ったことがあるのですが、
同級生:「お前なに道歩いてるんだよ?」
私:「あ〜そうなんだ、すごいね、じゃ。」
相手は10年以上前のまま時が止まってます。
なんかもう…ある意味すごいです、思わず「すごいね」と言ってしまいました。
もうこういうわけの分からない人とは絶対に関わらない方が良いなぁと感じました。
なめられたままで結構です、私の家族に危害を加えないなら何しても良いです。
相手をメンターとして接して解決できれば良いですが、それが無理な場合はの解決策は2つあります。
- 関わらないようにする
- 相手を圧倒させる
一番は関わらないようにする事ですが、もしできないのなら明らかに相手より上回りましょう。
人生は勝ち負けではないのですが、相手は勝ち負けで判断してきます。
例えば営業であれば圧倒的に相手より成績を良くしたり、
事務であれば周りからの信用を得たりと。
〇〇やるじゃん
偉そうでムカつきますが、これを思わせたらとりあえず、最低の舐められ具合からは抜けられます。
これが無理なら関わらないように、最悪環境を変えるのも全然ありです。
もしなめられなくなっても〇〇になってはいけない!
例えば、完全に誰からも舐められることがなくなって、最高の環境を手に入れた時。
1つ、誰かをなめるような人間になってはいけません。
それをやってしまったら、今まで自分に散々な目に合わせてきた人と同じに、同類になってしまいます。
嫌ですよね?同類になりたくないですよね?
人間関係は勝ち負けではありません、けどそこを勝ち負けで本能的に判断してしまう人が多すぎです。
けどあなたはその問題に直面したことがあり、尚且つ勝ち負けではない事を知っています。
考えることができます。
逆になめられてしまう人の気持ちが分かり味方になることもできます。
負の環境を経験したことがある人は2つの道に分かれます。
今回のことで言うと、なめられなくなった時です。
- 調子に乗ってなめる側に回る
- 考えることができて、なめることは絶対にしない
後者になりたいですよね?
なりましょう。
自分が嫌な経験をしたらそれを忘れてはいけませんし、逆サイドに回るなんてもってのほかです。
この問題が解決したらこうなろう!
今はまだ解決してないかもしれませんが、解決した先のビジョンを少し考えてみても良いかもしれませんね。
まとめ
1つ参考までに、
なめられガチな人が目指すキャラは”愛されるいじられキャラ”なのかもしれません。
けどいじられキャラになるとそこに付け上がって来る人がいます。
そうならないためには、”自分の意思を持ったいじられキャラ”になる必要があるのです。
一言で言うと”私は一人の人間だ”というのをアピールする必要があります。
そのためには、
- 自分の意見を言う
- 愛想笑いはやめる
- +敬意を持って相手と接する
- 人に貢献する
ただ中には本当にヤバイ人もいます、関わってはいけない人もたくさんいます。
どうしようもない時は逃げましょう。
私は中学の時に逃げることができずに、精神的にかなりやられました。
立ち直るのにリアルに5年ぐらいかかりました。笑
精神的に不安定になり、人との接し方が分からず迷走し、友達がほぼいない暗黒の青春時代を過ごしました。笑
この記事を読んで少しでも今の状況が良くなってくれたら幸いです。