こんにちは、割と心が広い、なおです。
私は昔から自己主張が苦手で、相手の言うことはだいたいokしてしまいます。
自分の感情に疎いところもあり、普通だったらイラっとくるようなことでも全然怒らなかったりと。
自分で言うのもあれですが、周りからはかなり優しい男だと思われています。
しかし、そうなると
・優しいから何やっても良いよね
・感情の起伏がないからつまらない
・何考えてるか分からないよね
そんなふうに思われて、人によっては、かなり調子に乗ってきます。
ここで言う調子に乗ると言うのは、
相手が自分より格下だから、やりたい放題やる
という意味です。
「なぜ相手のためを思って優しくしたのに、嫌な思いをしないといけないのか?」
何回も何回も心の中で思ってきました。
そこで今回は、人に優しくすぎる人が相手に調子に乗らせないためのテクニックなどをこの記事にまとめました。
〜この記事はこんな方に向けて〜
- 優しすぎる人
- 相手に調子に乗られたことがある人
目次
なぜ相手は調子に乗ってくるのか?
①ストレスが溜まっている
+
②人間関係を勝ち負けで判断する習慣がある
+
③相手がミスをする
+
④自分をコントロールできない
=調子に乗る
この条件が揃ったらほぼ間違いなく人は調子に乗ってきます。
特に②で、相手の方が明らかに格下で尚且つ、何をやっても良いと思わせてしまうと…もうおしまいです。
どんなにストレスが溜まっていて、人間関係を勝ち負けで判断するような人でも、
相手が格上であったり、尊敬できる部分、自分より優れている部分がある人には調子に乗ることはできません。
相手が明らかに格下で尚且つ、何をやっても良いと思わせてしまうと人は調子に乗ってくる
逆に、どうやったら相手を調子に乗らすことができるか?
調子に乗られたくないですよね。
こういう時は逆に、どうやったら調子に乗らせることができるか?ということを考えると糸口が見えてきます。
相手に調子に乗らせる方法や条件はいくらでもありますが、ここでは今回のテーマでもある
どうやったら優しい人が相手に調子に乗らせることができるか?という点について考えてみました。
調子に乗らせないためにはここを把握する必要があります。
- 肯定する、否定はしない+自分の意見は言わない
- ミスをする
- 謝り倒す
この手順で行けば間違いなく人を調子に乗らすことができます。
これで調子に乗らない人がいたら、だいぶ大物です。
自分をコントロールすることができる素晴らしい人です。
肯定する、否定はしない+自分の意見は言わない
相手の全部の意見を肯定します、全てです。
絶対に間違っている!と思うことでも全部
「本当そうですよね〜」
と。
すると
こいつは私の言いなりになる=私の方が偉いんだ
しかも+で自分の意見を全く言わないと、
こいつは自分の意見を言わない=自分の意思がない
と思われて極端に言うと、感情を持たない人間だと思われます。
これでまず調子に乗らせるための下準備ができます。
全肯定されると自分の思い通りに全て行くと思い込ませてしまう
自分の意見を言わないと、
- 意思がない
- 感情がない
=人間だと思われない、何をやっても大丈夫だと思われる
ミスをする
次にミスをします。
どうしてもミスできなければ、相手の不満を引き出してこちらと結びつけます。
ポイントとしては、でもしょうがないよね〜と思われることではなく、ふざけんなよ!と思われるような事です。
仕事で大きなミスをしたり、
相手が大切にしてる物を壊したり、
相手に、「は?」と思わせるようなことをします。
相手の意見を全肯定していると、相手は自分より下だと思っていますが、それと同時に心も開いています。
すると、その感じたままの感情をぶつけてきます。
謝り倒す
「本当にごめんなさい」
言い訳せずに謝り倒します。
ここでのポイントは全てあなたが正しいです。
というスタンスで謝り倒すことです。
相手は全部自分が正しい+全部自分の思い通りにできる
考えて行動する人ではなく、本能的に行動する人なら
=ストレス発散しよう
と思います。
自分をコントロールできない人ならこれだけで簡単に調子に乗らせることができます。
簡単にまとめると人はこんな時に調子に乗る
相手が思い通りにできる環境を作って、そこに起爆剤を放り込む
ストレスが溜まっている人なら間違いなく調子に乗ってきます。
日々のストレスをブチまけてきますね。
例えば、DVをする彼氏がいたとしましょう。
一般的には”DVは良くない!男は最低だ!”と
確かに間違いではないのですが、原因は女性側にもあります。
たまにDVの彼氏ばっかりと付き合う人がいますね。
彼女は運が悪かったのではありません。
男をDVに仕立て上げてしまっているとも言えます。
全部男の言いなりで自分の意見を言わず、全部思い通りにさせて、調子に乗らせてしまっているんですね。
ビシビシ正論を言うような怖い彼女だったら恐らくDVはしないでしょう。
調子に乗らせないポイント
- 時には自分の意見を言う、自分は一人の人間だと認識させる
- 人によっては相手より優れているところがあるとさりげなく見せつける
- ミスをした時はしっかり謝るが改善策などをしっかり述べる
一言で言うと、
くよくよせず自分の意見をすぱっと言おう!
ということです。
相手が調子に乗る時って、極端に言うと
その人を人として認識していません。
しかも人間関係を勝ち負けで判断して、自分より格下だと思っています。
ストレスのはけ口を上手く確保できていない人は多いです。
人によっては潜在的に常にストレス発散できる場所はないか?と探しています。
そんな時に、絶好の的が出てきたらストレス発散のチャンスですよね?
その的にならないために、自分の意見をしっかり伝えて
私は意思を持った一人の人間だ、ということをアピールする必要があります。
時には自分の意見を言う〜自分は一人の人間だと認識させる〜
全部相手の言いなりで自分の意見を言わないと、
全部自分の思い通りにできる
と思わせてしまいます。
そうならないためにも自分の意見をしっかり言いましょう。
けど、これって今まで意見を言ってこなかった人からするとちょっとハードルが高いかもしれません。
理由としては、
自分の意見を言う=相手を否定すること
と潜在的に思ってしまってる人もいるのではないでしょうか?
あくまで一個人として意見を言うので、
あなたは〇〇だと思うんですね、良いですね。私は△△だと思います。
あなたは〇〇派だけど、私は△△派なんですよ。と。
相手:私はカレーが一番好きです。
私:そうなんですね、確かにカレーも良いですね。私はラーメンが一番好きなんです。
相手:私はカレーが一番好きです。
私:いやいや、やっぱ一番はラーメンですよ!
相手の意見を変えようとしたり、否定してはいけません。
あくまでも私は△△です。と
ポイントは、相手の意見を肯定しつつ自分の意見を言うと相手の反感を買ったり、トラブルになりにくいですよ。
自分の意見を言う
その際、相手を変えようとしたり、否定したりしない
相手の意見を肯定しつつ自分の意見を言う
人によっては相手よりも優れているところがある、というのをさりげなく見せつける
ある程度意見を言えるようになって人として認識されたら、調子に乗られることは極端に減ります。
しかし、中にはそれだけでは足りず、猿みたいに格下の人を見つけて調子に乗ってくる輩がいます。
なので対策としては2つあります。
①私の方が上ですよ、アピールをする
→相手に格下だと思われないようにする
②喜怒哀楽を出していく
→特に怒りの感情をさりげなくアピールするのは効果的
ポイントは、マウントを取りに行くのではなく、マウントを取られないようにする。ということです。
特に①の私が上ですよ、アピールをすると、相手によってはマウントの取り合いになります。
しかも行き過ぎると、全ての人にマウントを取りに行くような痛い人になってしまいます。
そんな人になりたくないですよね?
あくまでも防衛手段です。
なので、相手のタイプや価値観に合わせてさりげなくやるのがオススメです。
①私の方が上ですよ、アピール
正確に言うと、相手ができないことができる、もしくは知らないことを知っているアピールをすることです。
人には強みと弱みがあります。
全てにおいて勝っている人はほとんどいません。
なので、相手が弱いところは自分が強いんですよ。というのをアピールする感じです。
この人の弱みで尚且つ自分の強みであるところはどこだ?と考えるのです。
もし自分の方が強いアピールができても、調子には乗らない
相手の良いとこを見つけて尊重する
あくまで防衛手段なので、良い人には良くしよう
②喜怒哀楽を出していく
感情を出すと人間っぽくなるので、一人の人間だと認識させるのに効果的です。
加えて、怒りの感情を出すことは調子に乗ってくるような相手なら必須かもしれません。
けど、ブチギレましょうということではありません。
サラッと、「自分こういうの許せないタイプなんですよね〜」と言うぐらいでokです。
頻度もたまにで、1ヶ月とか3ヶ月に1回とかでokです。
調子に乗ってくるような相手なら
(こいつも怒ったりするのか)
と、歯止めが効きます。
怒りの感情を出すときに便利なのが批判
しかし、誰か特定の人の悪口を言うのはNG
もっと抽象的に
- 虐待は許せない!
- このマナー守れないのはおかしい!
など
(この怒りがこっちに向いたら嫌だな…)と思わせればokです。
ただし、あくまで防衛手段なので、批判することが習慣化してしまうと良い人も離れて行ってしまいます。
①②共に、ぜひ実践してみることをオススメします。
特に出会って間もない人で分かりやすいかもしれません。
しかし、やりすぎると痛い人になってしまいますし、薄いと効果がなかったりするので。
そこは上手く調整してみてください。
ミスをした時はしっかり謝って尚且つ改善策を述べる
時には自分の意見を言う、自分は一人の人間だと認識させる人によっては相手より優れているところがあるとさりげなく見せつける- ミスをした時はしっかり謝るが改善策などをしっかり述べる
調子に乗らせないためのポイント3つ目
ただ、どんなに調子に乗ってくる相手でも悪い事をしたらしっかり謝りましょう。
ただ、謝る時に一番良くないのは、
ごめんなさい、許してください…
ペコペコ謝って、あなたの方が偉いです、あなたが全て正しいです。
とそんなスタンスで謝ってはいけません。
謝罪というのは許してもらうためにするものではありません。
自分が悪いと思っている事を伝えるのです。
- ごめんなさい
- すみません
- 申し訳ありませんでした
謝ったら後は許すかどうかは相手次第です。
許してくれなければそれまでです。
必要以上に謝ってはいけません。
そして、謝ったらこれからどうしていくのか?
同じミスを繰り返さないように、改善策も伝えるとよりベストですね。
詳しくはこちらの記事でも書いたので興味がある方は読んでみてください。
人によってはその関係を利用して調子に乗ってくる輩がいますのでご注意を。
まとめ
〜今日のまとめ〜
①ストレスが溜まっている
+
②人間関係を勝ち負けで判断する習慣がある
+
③相手がミスをする
+
④自分をコントロールできない
=調子に乗る
●調子に乗らせるためには
- 相手を肯定する、否定はしない+自分の意見は言わない
- ミスをする
- 謝り倒す
●調子に乗らせないためには
- 時には自分の意見を言う
- 人によっては相手より優れているところがあると、アピールする
- ミスをした時はしっかり謝り改善策などをしっかり述べる
ここで私の失敗例を2つ
私も舐められないようにするために頑張っていた時期がありました。
自分の意見を言ったり、舐められないように意識していました。
しかし、自分の意見をがむしゃらに言うだけだと、その意見が的外れな事もあり。
「こいつバカだな」と思われて逆に舐められてしまう事もありました。
また、マウントを取られないように意識していたら、いつの間にか人を勝ち負けで判断して、全ての人にマウントを取りに行こうとしたりと…
かなり痛い人間になった事もありました。
けど、失敗したからこそたくさんのことを身を持って学ぶことができました。
もちろん同じ失敗は繰り返さない方が良いです。
しかし、何もしないでいると今のまま何も変わりません。
なので、
- とりあえずやってみる
- 結果について、なぜそうなったのか考えてみる
- さらに良くなるための改善策を考えてまたチャレンジする
少しずつでも良いので、試行錯誤しながら何回もチャレンジしていくと絶対に状況は良くなるので。
私もまだまだ、良い人だと思って気を抜いてたら舐められてしまう事も多々あります。
やってしまった…と思うような言動をしてしまうこともあります。
けど、ぜひ諦めずに一緒に円滑な人間関係を築けるよう頑張っていきましょう!